スズキ ジムニー

スズキジムニーは凄い車です。何せ古くなっても価値がゼロにならない。20年落ちでも30万以上の価格で取引されるのも珍しくありません。これは普通の車ではあり得ない驚異的な事です。

理由は、その走破性と維持費の安さや壊れにくさ、ゲレンデワーゲンを思わせる無骨で時代に流されないデザインなど、いくつもあると思います。JA11型や12型などは古いですが今でも人気がありますね。これぞザ・ジムニーという顔をしていますし、私も大好きです。私の場合はさらに古い昭和の71型に乗っていました。これは排気量が今の軽自動車よりやや少ない550ccと非力でスピードも出ず、全開走行でも高速道路を時速80キロがMAXスピードという車でしたが、3インチのリフトアップを施してあり、川に突っ込んで遊んでいたのが最高に楽しかったです。

一方で、JB23型は中古車の相場的には11や12よりも安めである様に思われます。かなりロングランなモデルで(ジムニーはどの型式も長いですが)23型でも初期と後期ではだいぶ異なる様ですが、2輪駆動と4輪駆動の切り替えが車内にいながら出来てしまう点が良かったです。それ以前のジムニーは、前輪のホイール中心部にあるスイッチをロックさせて4輪駆動に切り替えるため、車を降りないと切替え出来なかったので、大雨でぬかるんだ道を4輪駆動に切り替えるときにずぶ濡れになった記憶があります。

古い11よりも新しい23の方が安い車が多いっていうのも、ジムニーならではの面白い事例ですが、その分私は23推しです。サーファーの後輩が写真のジムニー23をオークションで落札しました。川でも山でも砂浜でもどこでも走れるので遊びの相棒には最高の車です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/スズキ・ジムニー