ローバー ミニクーパー

平成10年式という20年前のミニを落札しました。22万円での落札だけあり、一通り走れるようになるまで苦労しましたが、昔のキャブレターのエンジンを始め、清掃だけでも手を加えるとその分だけ状態がみるみる良くなっていく過程はとても楽しいものでした。

ミニの特徴と言えば、何と言っても軽自動車よりも小さいボディに軽の倍の排気量エンジンを積んでおり、独特の硬めの足回りと共に、キビキビ走るのに見た目は可愛すぎるというそのギャップじゃないでしょうか。そのゴーカートのようなドライブフィーリングは今のミニにも受け継がれていますが、安全性のためか近年のミニは年々大きくなり、もはやミニとは呼べない(笑)という方にはやはりこのクラシックミニが最高でしょう。私もBMWミニR52に乗っていますが、このミニも欲しくなる魅力に溢れています。古くても今でも欲しくなる人が多いのは間違いなく名車と呼べますよね。

今回落札のミニクーパーは限定車のポールスミスバージョン。グレートブリテンを示すGBマークの他は、よく見たら気がつくというレベルの細かいところに差別化を出しています。ポールスミスの美学でしょうか。