外車は壊れやすい?

日本車の信頼性(壊れにくさ)はトップクラスだということは多くの人が認識されているのではないでしょうか。これは日本の気候風土が大きく影響するようです。日本には四季があり世界的に見ても多湿で緑の多い国です。海外ではこの気候は特異らしく、海外の自動車メーカーが本拠地を置く地域も多くが日本よりも乾燥した気候が多いらしく、この湿気が電気製品の不具合原因となる事が多いようですね。

日本では当たり前の湿気や雨対策がなされていない外車が昔は多かったようです。雨の少ないイタリアなどでは、何千万円もするフェラーリやマセラティが雨の日は乗れない、なんてことも普通にあったようですが、これはもう昔の話と言って良いです。

世界的にも大きな市場として認知されている日本に向けて、外国の車メーカーも当然対策を立てており、また日本の電装メーカーの製品が外車でも採用されたりと最近は特に壊れにくくなっているようで、10年近く故障なしで乗り続けている方も割と多くいらっしゃいます。私の愛車であるBMWのミニクーパーコンバーチブル(R52)も平成19年式で既に10年以上経過していますが、その間の故障と言えば、窓ガラスが上がらなくなってしまった事の1件で、それ以外の故障はなしで今でも調子よく走っています。

日本車でも10年以上乗っていると、1回くらいは故障はあってもおかしくはないと思います。家電製品でも10年経過すれば壊れても文句はないですよね。

BMWやメルセデスベンツといったメジャーな外車であれば、保障や保管部品の多さなどでも充実させており、外車は壊れる、壊れたら高い、というイメージは過去のものになりつつあるのかなと思ったりします。また、日本の車よりも「消耗品」と考えられているパーツが外車には多く、その交換を故障と勘違いされている人が意外に多い事にも一因があるようです。その代表的なものが、ディスクブレーキのローター(円板状のもの)です。国産車では、パッドは交換しますがローターは交換しません。外国車ではセットで交換するのが一般的で、その分費用も少しかかります。

欲しい車の名前で故障についてネットで調べてみると色んな情報が見れますので、便利ですね。私は「みんカラ」なんかで気になるクルマの情報を見るのも好きです。

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